2020年度後期 学校生活の様子
後期後半 始めの会
冬休みが終わり,1月12日に後期後半始めの会を行いました。2週間程の休みを経て,子どもたちの元気な声や明るい笑顔が満ち溢れました。
元気の良い校歌の歌声から,残りの後期も充実した実り多き学期になることを確信しました。
昨年の10月に実施した「英検」の合格証書が無事手元に届きましたので,始めの会終了後にその授与式を行いました。
子どもたちの日頃の学習の成果が大きく実り,見事に“合格”を手に入れることができました。
おめでとうございます。
年が変わりましたが,今のところ昨年と同様にMBコンパウンド内にて「分散・分室学習」を行うことになります。
関係する皆様のご理解とご支援により,さらに充実した学習環境の下で教育活動ができることは大変ありがたいことです。
引き続きご支援・ご協力をよろしくお願い致します。
後期前半 終わりの会
12月24日(木)に後期前半終わりの会を行いました。後期が始まり2ヶ月が経ちましたが,前期同様,日本人学校の校舎で学校生活が送れない状況が続いています。
しかし,普段とは異なる環境や不自由な生活の中にあっても,子どもたち一人ひとりたくましく,そして明るく元気に過ごすことができました。
マッサラーマの会では,今学期でジッダ日本人学校を離れる友だちに,お別れのメッセージをプレゼントしました。
お別れするのは寂しいけれど,新しい学校へ行ってもがんばってください!
親子スポーツデイ
12月18日(金)には,運動会に替えて企画した「親子スポーツデイ」をMBで行いました。
サウジ晴れの爽やかな青空の下,先ずは11名による和太鼓の演奏が披露されました。
その後は「全員リレー,シューティング,フレスコボール・羽子板,大縄跳び,ソフトバレーボール」の各種目に家族ごとラリー形式でチャレンジしました。
種目の合間の休憩タイムでは,冷たいジュースを飲んで水分補給をしながら親子で楽しく談笑する姿も見られ,参加者全員で爽やかないい汗をかくことができました。
12月の取り組み
低学年
生活科の学習で「町たんけん」に行ってきました。フローティングモスク近くの磯で海の生き物を探したり,博物館に行ったりとジッダの町を探検しました。また,親子スポーツデイに向けて色々なスポーツに取り組んでいます。
中学年
英会話の授業では,習熟度別に分かれて授業を行っています。今年はネイティブの先生も隔週でそれぞれのクラスに入り,サポートしてくれています。2人ともいつも楽しく前向きに取り組んでいることもあり,英語の表現力が高まっています。
高学年
アラビア文化地理の学習では,アラビックコーヒーの調合をしました。試飲を重ね,納得のいく味に仕上げました。図工はチラシから試行錯誤しながら,作品構想を練り上げていきました。体育では,スポーツデイに向けて意欲的に取り組むことができました。下の学年を優しくリードする姿がたくさん見られました。
中学部
中学部は,後期中間テストが行われました。テスト範囲が発表され,各教科でどのように計画を立てて学習すれば良いかアドバイスをもらいながら取り組んできました。テスト当日はどの教科にも時間いっぱい問題と向き合いながらがんばりました。体育では水泳の授業が終わり,涼しくなった外でボールを使い元気よく体を動かしたり,家庭科では,高学年と協力しながら調理実習に取り組んだりする姿が見られました。
海の遠足
「砂のお団子たくさん作ろうね!」「ねえみんな,こっちに小さな魚がたくさんいるよ!」
子どもたちの大きな歓声が砂浜や磯部に響き渡りました。
去る11月24日に実施したジッダ日本人学校恒例の「海の遠足」。
当日は穏やかな天候に恵まれ,心地よい爽やかな海風を感じながら,グループごとに計画した砂浜遊びを楽しんだりシュノーケリングでたくさんの美しい魚を鑑賞したりして,充実したひと時を過ごしました。
たくさん遊んだ後はお待ちかねのランチタイム!
日頃の英会話学習で身に着けた英語力を活かして,好きなメニューを注文しました。
砂浜でテーブルを囲みながらみんなで食べるハンバーガーやポテトの味は格別!
心もお腹も一杯になった子どもたちはどの子も大満足顔でした。
本校で大切にしている「ジッダならではの体験学習」の一つである「海の遠足」は,ジッダの素晴らしい大自然を体感できる良い機会となっています。
美しい紅海で遊んだり泳いだりしたかけがえのない貴重な経験や思い出は,子どもたちにとって生涯忘れ得ぬ宝物になることでしょう。
10月から11月までの取り組み
低学年
低学年はナーサリーで学習を行っています。1年生は初めての児童用の机・椅子を使った生活にとても嬉しそうです。オンライン学習の児童も時差を乗り越えて頑張って学習をしています。夏休み明けの生活を見直すために,プログラミングを用いてより良い朝の時間を考えました。
中学年
10月に柚子さん(小4)がジッダに来ることができ,新しい気持ちで後期をスタートすることができました。音楽の授業では,高音と低音のパートの音を確かめながら,「もみじ」の合唱をしています。社会科では,近所のスーパーマーケットに見学に行き,たくさんの工夫を発見することができました。
高学年
交流学習では,統計資料を用いた説得力のある発表や,見出しや写真を工夫した分かりやすい発表を目標に取り組みました。自分から進んで学習に取り組む姿勢がとても良かったです。理科では,電磁石のはたらきを大きくする実験や,電気を蓄電池に貯めて他のエネルギーに変換する実験に取り組んでいます。帰る前には教室を掃除して,気持ちよく次の日も学習に臨めるように心がけています。
中学生
英語の授業では,感謝の気持ちを英語で伝える表現活動で Thank You カード作りを行いました。愛情たっぷりのカードが完成し,保護者の方にプレゼントしました。技術の時間では木工の学習に取り組んでいます。木材やノコギリの使い方などの学習を終え,本棚作りの実習に入りました。上手にノコギリを扱えるようになってきました。先週には実力テストが行われ,これまで学習してきた成果が試されました。日頃の学習への取り組み方を考えるいい機会となりました。
水泳記録会
今年は毎年7月にジッダ日本人学校のプールで行われている「水泳大会」の実施ができませんでした。しかし子どもたちの水泳の頑張りを保護者の方にもぜひ見てもらいたいために,11月20日,MBの6番プールに会場を移して「水泳記録会」をご参観いただきました。
例年に比べると練習時間が少なかったわけですが,子どもたちはこれまでの練習の成果を発揮して,自己ベストや大会記録の更新を目指した素晴らしい泳ぎを披露してくれました。
中でも最後に行った全校リレーは大いに盛り上がり,保護者の皆さんから熱い声援と大きな拍手をもらった子どもたちの表情には,やり切った満足感と達成感が漲っていました。
令和2年度後期始業式
夏休みが終わり,10月18日から後期がスタートしました。始業式が行われる会場には,子どもたちの元気な声や明るい笑顔が満ち溢れました。
当日は,まず初めに新しく着任された佐藤先生と転入生の紹介および自己紹介があり,その後,学校長の話,そして新型コロナ対策に係る留意事項の説明を聞き,最後に元気いっぱい校歌を歌いました。一時帰国されているお友だちとは,ビデオ通話を通して参加していただきました。
前期に引き続き,MBコンパウンド内にて「分散・分室学習」を行うことになりますが,関係する皆様のご理解とご支援により,さらに充実した学習環境の下で教育活動ができることは大変ありがたいことです。引き続きご支援・ご協力をよろしくお願い致します。